Što te nema : Mostar Sevdah Reunion

 ヤドランカ・ストヤコヴィッチJadranka Stojakovicの歌ったものも素晴らしく、すでに入れていますが、このモスター・セヴダー・レユニオン(5曲目)のプロモーション・バージョンはすべてを吸収したくなる、至高の水準にあります。


Što te nema
どうしてあなたはいないのか

Što te nema
どうしてあなたはいないのか
Što te nema, što te nema,
どうしていないのか、どうして
kad na mlado poljsko cv'jeće
咲いたばかりの野の花の上で
biser niže ponoć n'jema,
無言の夜が真珠を繋ぐと
kroz grudi mi želja l'jeće,
熱い思いが胸を駆け巡る
što te nema, što te nema?
どうしていないのか、どうして
Kad mi sanak spokoj dade
夢がわたしに安らぎをくれ
i duša se miru sprema,
魂が平和への備えをしている
kroz srce se glasak krade,
声が心に蠢いている
što te nema, što te nema?


どうしていないのか、どうして
Procv'jetala svaka staza
どの小道も花が咲いている
k'o što bješe divnih dana,
素晴らしい日々があったかのように
po ružama i sad prska
バラの花にまだ飛び散っている
bistra voda šadrvana.
きれいにシャドルヴァンの水が
Ispod rose zumbul gleda,
滴の下からヒアシンスが見ている
iz behara miris vije,
花から匂いが拡がる
a za mene k'o da cvili
そして花はわたしには嘆きのよう
i u bolu suze lije.


苦しみの涙を流している
Što te nema, što te nema,
どうしていないのか、どうして
vedri istok kad zarudi
きれいな東が大きくなる
u treptaju od alema,
宝石のきらめきの中に
i tad srce pjesmu budi,
その時心は歌を目ざめさせる
što te nema, što te nema?
どうしていないのか、どうして
I u času bujne sreće,
濃密な幸せの時間に
i kad tuga uzdah sprema,
悲しみがため息を用意している時
moja ljubav pjesmu kreće,
私の愛は歌を歌い始める
što te nema, što te nema
どうしていないのか、どうして


Ashun Daje Mori : Mostar Sevdah Reunion & Agata Siemaszko

 アルバム『ジプシーソウルの母』のLjiljana Buttlerリリアナ・ブトレルは重く、暗く、耳に沈殿するような歌唱で心に響くのですが、このモスター・セヴダー・レユニオンのライブで美しいアガタ・シマーシュコーが歌うものはバックの演奏も素晴らしく、何度聞き返しても引き込まれます。








Ashun daje mori(母さん、聞いて)

 ashun daje mori
母さん、聞いて
more bi bahta
わたしの惨めな話を

ashun daje mori
母さん、聞いて
more bi bahta
わたしの惨めな話を

more bi bahta
わたしの惨めな話を
prokleto aven.
わたし達は呪われている


more bi bahta
わたしの惨めな話を

prokleto aven.
わたし達は呪われている


aah, prokleto aven!
ああ、わたし達は呪われている


aah, prokleto aven!
ああ、わたし達は呪われている

O Djurdjevdan daje,
母さん、聖なるオルジェヴダンの日に
Rano sabajle,
朝早い時間
 O Djurdjevdan daje,
母さん、聖なるオルジェヴダンの日に
Rano sabajle,
朝早い時間

Pala mange daje,
でも母さんわたしにとっては
Prokleto aven.
呪われている

Pala mange daje,
でも母さんわたしにとっては
Prokleto aven.
呪われている
Aah, prokleto aven!
ああ、わたし達は呪われている

More chore rome,
貧しいわたしの夫を
O devel ila,
神様が連れ去った

More chore rome,
貧しいわたしの夫を
O devel ila,
神様が連れ去った

More cikme chave,
そして憐れな子ども達が
O del chorarda
貧しさの中に残された

More cikme chave,
そして憐れな子ども達が
O del chorarda
貧しさの中に残された

Aah, o del chorarda
ああ、貧しさの中に
Aah, devla gudleja!
ああ、お幸せに、神様

Le Kabaret de la dernière chance : Yves Montand

 ピエール・バルーPierre Barouhがミュージカルのために作り、歌いもした曲ですが、このイヴ・モンタンのヴァージョンはこのテレビ放送の断片をちらっと見ただけで吸い込まれます。イヴ・モンタンは世代、時代が違って合わないと思い、ほとんど聴いていませんでしたが、やはり大歌手なのだと思い知りました。






Le Kabaret de la dernière chance  
(Au cabaret de la dernière chance)
ラスト・チャンス・キャバレー

Il y a ceux qui rêvent les yeux ouverts
目を開けて夢を見る人がいる
Et ceux qui vivent les yeux fermés
そして目を閉じて生きる人も
Ceux pour qui tout va tout à l'envers
すべてが思いとは逆に進んでしまう人が
Jamais le cœur abîmé, résigné
決してめげず、諦めず
Si quelques paumés de l'univers
途方に暮れた人は
Au cabaret de la dernière chance
 
ラスト・チャンス・キャバレー
Se retrouvent autour d'un dernier verre
最後のグラスを囲んで顔を会わせてはどうだ
Viens prendre un air d'insouciance
のんきな風を装って
Et danse!
そして踊るんだ

Si quelques paumés de l'univers
途方に暮れた人は
Au cabaret de la dernière chance
 
ラスト・チャンス・キャバレー
Se retrouvent autour d'un dernier verre
最後のグラスを囲んで顔を会わせてはどうだ
Viens prendre un air d'insouciance
のんきな風を装って
Et danse!
そして踊るんだ