Insensatez : Pedro Aznar & Cecilia Echeñique

Insensatez はこのスペイン語のスローなヴァージョンもすばらしい!




Ah, qué insensatez 
ああ、なんてバカなことを
mostraste ayer 
昨日、見せてしまったのか
corazón más descuidado 
この上なく冷たい心よ
al regar dolor 
苦しみを与えてしまった
sobre tu amor 
お前の恋人に
un amor tan delicado 
とても傷つきやすい恋人
Ah, dime por qué 
ああ、どうしてなのか言ってくれ
flaqueaste así
あんなふうに切れてしまい 
al ser tan desalmado 
ほんとうに恥知らずだった
Ah, mi corazón 
ああ、私の心よ
quien nunca amó 
愛することを知らなかった者は
no merece ser amado 
愛される価値がないのだ

Ve, mi corazón, 
さあ、私の心よ
entra en razón 
理性を持て
ve y enfrenta las verdades 
行って真実に向き合うのだ
pues quien siembra vientos 
風の種を蒔く者は
sabes muy bien 
よく知っているだろう
que recoge tempestades 
嵐を収めることができるのだ
Ve, mi corazón, 
さあ、私の心よ
pide perdón, 
許しを求めよ
perdón apasionado 
心を込めて許しを
Ve, porque quien no pide perdón 
行くのだ、許しを求めない者は
no es nunca perdonado
いつまでも許されないのだから

Insensatez : Mercedez Sosa

 メルセデス・ソーサがポルトガル語で歌うこのヴァージョンもすばらしい!
レコーディングの映像は歌詞の下に付けておきます。 




A insensatez que você fez
バカなことをお前はした
Coração mais sem cuidado
だれよりも気が利かない心よ
Fez chorar de dor
苦しめ泣かせた
O seu amor
お前の恋人を
Um amor tão delicado
とても傷つきやすい恋人を
Ah, porque você foi fraco assim
ああ、どうしてお前はあのように切れやすく
Assim tão desalmado
あのようにひどく冷淡だったのか
Ah, meu coração que nunca amou
ああ、愛することを知らなかった私の心よ
Não merece ser amado
お前は愛されるだけの価値がない

Vai meu coração ouve a razão
私の心よ、理性に耳を傾けるのだ
Usa só sinceridade
ただ誠意を示すのだ
Quem semeia vento, diz a razão
理性は言う。風の種を蒔いた者が
Colhe sempre tempestade
いつも嵐をおさめることになると
Vai, meu coração pede perdão
さあ、私の心よ、許しを求めるのだ
Perdão apaixonado
心を込めて許しを
Vai porque quem não pede perdão
さあ。許しを求めない者は
Não é nunca perdoado
決して許されないのだから


Hey, Who Really Cares? : Linda Perhacs

 このブログ「箱と曲」のビジターからリンダ・パーハクスのこの曲をここに加えてほしいと要望がありました。この曲が入った『Parallelograms(平行四辺形)』というアルバムは1970年に発表され、忘れさられた、あるいは知られないままだったものがレコード愛好家によって再発見され、2005年にCD化されたそうです(Wikipedia)。
 繊細な声、感性、一人称の言葉がひじょうにネガティブで「ブルー」、心に響きます。みではあるのですが、このブログが「経験的に聞きあきることなくいつまでも聞いていられる」「歌えるようになりたい」曲に限定する方針をとってきたため、またこの英語の歌詞の翻訳にもよく分からないところがあるため、しばらく迷っていました。まだ決断がつきませんが・・・



Hey, who really cares
ねえ、だれがほんとに気に掛けてくれるって言うの

Been coming down for a long time
長い時間をかけて下りてきた
Changes coming down on me
わたしに下りてきた変化
Can’t seem to carry ‘em all now
今それをぜんぶ持っているようには思えない
Been wishing there was someone else I could be
わたしがだれか他の人になれていたらとずっと願ってきた

Hey now, who really cares
ねえ、だれがほんとに気に掛けてくれるって言うの
Hey, won’t somebody listen
ねえ、だれかが耳を傾けたりしてくれないでしょう
Let me say what’s been on my mind
わたしが気になっていることを言わせて
Can I bring it out to you
あなたにはき出してもいい?
I need someone to talk to
話しかける人が必要なの
And no one else would spare me the time
でも、だれもわたしに時間を割いてくれようとしない

I used to think of ferries wheel light sounds
鉄道の軽い響きのことを昔はよく考えていた
The friday hum of neons and blue
金曜日に聞くノイズ、ネオンのそしてブルー
But now they’re like circular cages
でも今そんなものは回転カゴのよう
Of graded tin and rusted wind
傾斜したブリキとさびた風の

Hey now, who really cares
ねえ、だれがほんとうに気に掛けてくれるって言うの
Hey, won’t somebody listen
ねえ、だれかが耳を傾けたりしてくれないでしょう
Let me say what’s been on my mind
わたしが気になっていることを言わせて
Can I bring it out to you
あなたにはき出してもいい?
I need someone to talk to
話しかける人が必要なの
And no one else would spare me the time
でも、だれもわたしに時間を割いてくれようとしない

Insensatez : Joan Gilberto / Stan Getz & Maria Toledo

 英語で歌うイギー・ポップIggy Poppを先に選びましたが、オリジナルのポルトガル語は自分で歌い比べてみれば、歌詞の内容だけでなく、言葉の「音」、声の出し方、曲と言葉のずらせ方がどう英語のバージョンと違うか感じられて楽しめます。
 ボサノバをポルトガル語版で歌おうと思ったら、ここで選んだジョアン・ジルベルトJoão Gilbertoが練習に最適です。歌い方をコピーしてみれば、なるほど、これがボサノバの頂点なのだな納得できます。
 その下に並べたのはスタン・ゲッツStan Getzのサックスでマリア・トレードMaria Toledoがポルトガル語の歌詞の前半だけを歌うバージョンです。英語とは違い違和感が適度に感じられる気持ちのいいジャズです。YouTubeにはミケランジェロ・アントニオーニMichelangelo Antonioniの映画『夜La Notte(1961)』のクリップを編集して合わせたものが上がっており、一曲サイズのレトロな映画のように決まっています。聞き惚れるわけでもないマリア・トレードの声、歌い方にはひじょうにプレゼンスが感じられ、今見ると時代がかった「リアリスム」の映画のクリップによく合います。これに出ているジャンヌ・モローとモニカ・ヴィッティのイメージに釣り合うのでしょう。滑らかな声のアストラッド・ジルベルトが歌っていれば、だいぶ感じが違う、というよりアントニオーニの映像には合いません。
 




Insensatez(バカだった)

A insensatez que você fez
バカなことをお前はした
Coração mais sem cuidado
だれよりも気が利かない心よ
Fez chorar de dor
苦しめ泣かせた
O seu amor
お前の恋人を
Um amor tão delicado
とても傷つきやすい恋人を
Ah, porque você foi fraco assim
ああ、どうしてお前はあのように切れやすく
Assim tão desalmado
あのようにひどく冷淡だったのか
Ah, meu coração que nunca amou
ああ、愛することを知らなかった私の心よ
Não merece ser amado
お前は愛されるだけの価値がない

Vai meu coração ouve a razão
私の心よ、理性に耳を傾けるのだ
Usa só sinceridade
ただ誠意を示すのだ
Quem semeia vento, diz a razão
理性は言う。風の種を蒔いた者が
Colhe sempre tempestade
いつも嵐をおさめことになると
Vai, meu coração pede perdão
さあ、私の心よ、許しを求めるのだ
Perdão apaixonado
心を込めて許しを
Vai porque quem não pede perdão
さあ。許しを求めない者は
Não é nunca perdoado
決して許されないのだから

How insensitive (< Insensatez) : Iggy Popp

 ずっと歌詞の内容を読み込まず、曲だけ聴いていた時は退屈なスタンダードとしか思っていませんでしたが、歌詞を翻訳するためによく読んで見ると、シンプルでありながら味わいのある内容で、琴線に触れるものがあります。原曲になったショパンのプレリュードChopin: Prelude No.4との干渉効果でひじょうに奥行きが感じられ、ひとつひとつの言葉、繊細なメロディーに聴き入ってしまいます。英語バージョンの『How insensitive』は味わいが変わりますが、こちらも歌詞による内容の違いを読み比べてみると、ポルトガル語と英語の世界観の違いのようなものが感じられます。
 トップはイギー・ポップIggy Poppにします。シナトラ他が歌うメロディー、歌詞をわずかに変え、彼の声、スタイルに最適化されており、歩きながらボソボソ口ずさむにはちょうどいいので、これが基本になりました。


How Insensitive(何と無神経だったのか



How insensitive I must have seemed when you told me that you loved me
ぼくは無神経な人間に見えたにちがいない。君が愛していると言ったとき
How unmoved and cold I must have seemed when you told me so sincerely
ぼくは図太く冷淡に見えたにちがいない。君が本気でそう言ったとき

Why, you might have asked, did I just turn and stare away in icy silence?
どうしてぼくがそっぽを向いて氷のように冷たくよそを見ているのかと
聞いてもおかしくなかった。
What was I to do? What can you do?
ぼくはどうすればよかったのか。君に何ができただろうか。
when a love affair is over?
恋愛事は終わっているのに

Now I'm alone, and I see all the heartache in your last look
今ぼくはひとりだ。最後に見た君の姿には心の痛みが見て取れる
Vague and drawn and sad I see it still, all the memory of that last look
ボーッとして顔が引きつり、悲しんでいる。僕にはまだ見える。
最後に見たあの姿は忘れられない

Why, you might have asked, did I just turn and went in icy silence?
どうしてぼくが氷のように冷たく背を向け、去ったのかと
聞いてもおかしくなかった。
What was I to do? What can you do?
ぼくはどうすればよかったのか。君に何ができただろうか。
when a love affair is over?
恋愛事は終わっているのに


O poeta e o cobertor : Antonio Carlos e Jocafi

 何年も前から(5年以上)YouTubeに出るのを待ちわびていた曲です。やっと上がりました。
 ポルトガル語の発音が大昔の西洋言語はこんな感じか?中世のヨーロッパの歌謡?と感じさせる素朴な味わいの曲で、出会って以来、アルバムのこの曲のみ愛聴しています。JobimではないほうのAntonio Carlosと言われることもあるようですが、マリア・クレウーサMaria Creuzaと結婚、離婚しており、マリア・クレウーサが震える繊細な声で歌うヴァージョンもなかなかの聞き物で、彼女のファンという方がそちらをネットで紹介していました。
 二つをよく聞き比べていますが、中世のトロヴァドール/トゥルヴァドゥールに関心があったせいか、こちらに寄ってしまいました。男性の声のほうが練習して覚えるにはよかったからでもあります。
 曲を聞いて気に入れば普通は何語の歌詞でもまず原詞を入手し、その発音をカタカナで書き留めて繰り返し口に馴染ませるのですが、今回は原詞がないので、カタカナで書き取りました。日本語訳詞は内容が歪んでいることが多いので、できるだけ正確に理解し、自分で翻訳することにしているのですが、この曲は日本語訳から原詞の内容を想像するしかありません。
 曲名は『詩人と毛布』と直訳されたものしか見ませんが、「毛布」はだれでもこれだけで何だこれはと疑問を覚えるでしょう。日本語の訳詞を読めば「庇護者/庇ってくれる人」を意味する隠喩で、「乙女/お姫様」を指すようですが、原語にある「覆う/包む」のような意味がまったくない「毛布」では日本人にとってはこれ以上ない違和感があります。

1曲だけのムービーは上がっておらず、これはアルバム全曲で、この曲は11:16から始まります。

*ブラジル人に歌詞を書き取ってもらいました。おかげでネットでひろった日本語訳をかなり修正できました。



O poeta e o cobertor詩人と庇護者

Toda a aflição de um poeta,
一人の詩人の悲しみのすべて
que dorme desperta, 
かれは眠り、目を覚ます
negando ser um pecador
罪など犯していないと言いながら
Ar de uma donzela que desencantou
魔法が解けた乙女のように
drama do poeta e o cobertor
詩人と庇護者のドラマ

um carroceu de desejos
欲望のメリーゴーランド
vidrava sem medo
怖くはないがふるえていた
nos braços do libertardor
解放者の腕にだかれて
Uma cerimonia dos seus ancestrais,
彼らの祖先たちの儀式
ela em triunfo despertou
それは誇らしく蘇った

Reis, bispos, peões e guardiões desta princesa, 
王と僧正、兵士とこの王女の護衛たち
que lembrado forte,
彼らは強く求め
clamava a morte do trovador,
トロバドールに死刑をと叫んだ

Reis, cordas, prisões, decepções, de parte a parte,
王、ロープ、牢獄、失望、右からも左からも
nem se amedrontou, 
彼はおそれていなかった
valeu a pena, foi por amor, 
憐れむに値する。愛のためだったのだから

O Rio Para Trás - Celso Fonseca

 セルソ・フォンセカCelso Foncecaは他に次の曲を入れています。ヒットしたSlow Motion Bossa Novaはまったく聴きません。




O Rio para trás(リオを後に)

A nuvem deixa o morro aparecer
雲が動き丘が見えてくる
Mudando a luz bem no final do dia
一日の終わりに光を変化させながら
Do avião o mar muda de cor
海が飛行機の色を変える
Ao refletir a imagem da baía
湾のイメージを映している

Prá onde vou, vou sem voce
君はどこへ行くのか。ぼくは君を連れずに行く
E isso deixa a frágil sensação
そして、それが儚い感情を残す
De flutuar no espaço sideral
宇宙空間を漂っているようだ
E me perder no azul sem direção
方向のない青空に迷う

Deixo o Rio para trás
リオを後にする
Quando acende o Arpoador
アルポアドールビーチに灯りがともると
Só me resta confirmar
ただ確信しかない
Que a beleza é triste sem amor
愛をなくすと美しいものも悲しくなると

Ela vai pro mar - Celso Fonseca

 セルソ・フォンセカCelso Foncecaは他に次の曲を入れています。ヒットしたSlow Motion Bossa Novaはまったく聴きません。





Ela vai pro mar(彼女は海へ行く)

Todo domingo ela vai pro mar
毎週日曜日になると、彼女は海へ行く
Leva um segredo e um maiô lilás
秘密と紫の水着を持って
De manhã cedo ela vai pro mar
朝早く彼女は海へ行く
Leva a certeza que tanto faz
いろいろしようと心に誓う

Leva um sorriso em desalinho
戸惑いながら微笑む
Tem o destino que o amor levar
愛が導く運命だ
Leva meus olhos pelo caminho
通りでぼくの目を引き付ける
Todo domingo ela vai pro mar
毎週日曜日になると、彼女は海へ行く
Cega meus olhos e vai pro mar
ぼくの目を釘付けにし、海へ向かう
Mar de turquesa e maiô lilás
トルコブルーの海と紫の水着
Se for bem cedo e o amor chegar
早く行けば、愛はやって来る
Tenha certeza que tanto faz
いろいろしようと心に誓って

Leva um sorriso em desalinho
戸惑いながら微笑む
Tem o destino que o amor levar
愛が導く運命だ
Leva meus olhos pelo caminho
通りでぼくの目を引き付ける
Todo domingo ela vai pro mar
毎週日曜日になると、彼女は海へ行く

女の意地 : 西田さち子






こんなに別れが 苦しいものなら
二度と恋など したくはないわ
忘れられない あのひとだけど
別れにゃならない 女の意地なの

二度と逢うまい 別れた人に
逢えば未練の 泪をさそう
夜風つめたく まぶたにしみて
女心は はかなく哀しい

想い出すまい 別れた人を
女心は 頼りないのよ
泪こらえて 夜空を仰げば
またたく星が にじんでこぼれた

モンローウォーク : 南佳孝



つま先立てて海へ モンロー・ウォークして行く
いかした娘は誰 ジャマイカあたりのステップで
目で追う男たちを 無視して腰をひねり
ブロンズ色の肌 光受けなまめく
昼下りの ざわめく浜辺
噂のうず 巻き込む潮風
胸元の汗キラリ 眼のやり場にも困る
口説きおとしたいのに スキもないね君は

束ねた髪にカトレア 小粋に飾ってニッコリ
背中のあいたドレス グラスを片手にスイング
夜風が甘い窓辺 人波わけてフラリ
もたれて酔いざまし しどけないポーズ
誰もが皆 視線あびせる
腰にあてた 手つきが悩ましい
さりげなく摺り足で 君のとなりへ進み
名前を聞きだしても 気を持たせてウインク
ないしょでとウインク

Tanguedia III : Astor Piazzolla


 タンゴが聴きたくなったらこのアルバムを聴き、これだけで充足します。ピアソラも偉大ですが、このアルバム構成の神がかった完成度はプロデューサーのキップ・ハンラハンのセンスによるのでしょう。知り合いに録音してもらったカセット・テープでかなり聴き込んでから、自分でもLPを買いました。





ワインレッドの心 : 井上陽水&玉置浩二

井上陽水ヴァージョン



玉置浩二ヴァージョン

 
もっと勝手に恋したり
もっとKissを楽しんだり
忘れそうな想い出を
そっと抱いているより
忘れてしまえば

今以上 それ以上 愛されるのに
あなたはその透き通った瞳のままで
あの消えそうに燃えそうなワインレッドの
心を持つあなたの願いが かなうのに

もっと何度も抱き合ったり
ずーっと今夜をゆれ合ったり
哀しそうな言葉に
酔って泣いているより
ワインをあけたら

今以上 それ以上 愛されるのに
あなたはただ恥らうよりてだてがなくて
あの消えそうに燃えそうなワインレッドの
心をまだもてあましているのさ この夜も

今以上 それ以上 愛されるまで
あなたのその透き通った瞳の中に
あの消えそうに燃えそうなワインレッドの
心を写しだしてみせてよ ゆれながら

Burn it blue : Caetano Veloso & Lila Downs

映画Frida(2002)のテーマ曲




Burn it Blue
(青く燃やせ)

Burn this house
この家を燃やせ
Burn it blue
青く燃やすのだ
Heart running on empty
心は虚ろに走り続ける
So lost without you
あなたがいなくて途方にくれている

But the night sky blooms with fire
しかし夜空は花のように開く
And the burning bed floats higher
そして燃えるベッドは高く宙に浮かぶ
And she's free to fly...
そして彼女は自由に飛ぶ

Woman so weary
疲れ果てた女よ
Spread your unbroken wings
お前の破れてはいない翼を広げ
Fly free as the swallow sings
ツバメが歌うように自由に飛ぶのだ
Come to the fireworks
花火を見に来るのだ
See the dark lady smile
暗い婦人が微笑むのを見よ
She burns...
彼女は燃えている

And the night sky blooms with fire
そして夜空は花のように開く
And the burning bed floats higher
そして燃えるベッドは高く宙に浮かぶ
And she's free to fly...
そして彼女は自由に飛ぶ

Burn this night
この夜を燃やせ
Black and blue
黒とブルー
So cold in the morning
朝はとても寒い
So cold without you
あなたがいないと寒くてたまらない

And the night sky blooms with fire
そして夜空は花のように開く
And the burning bed floats higher
そして燃えるベッドは高く宙に浮かぶ
And she's free to fly...
そして彼女は自由に飛ぶ

Y la noche que se incendia
そして燃える夜
y la cama que se eleva
そしてベッドは浮き上がり
a volar...
宙を飛ぶ

And all of the dark days
そして暗い日々はすべて
Painted in dark gray hues
ダークグレイで描かれ
They fade with the dream of you
あなたの夢とともに消えていく
Wrapped in the red velvet
赤いベルベットに包まれ
Dancing the night away
遠い夜を踊らせている

I burn...
わたしは燃える
Midnight blue
ミッドナイトブルー
Spread those wings
その翼を広げよ
Fly free with the swallows
ツバメとともに自由に飛ぶのだ
Fly one with the wind
風を受けて一人飛ぶのだ

Y ella es flama que se eleva
そして彼女は燃え上がる炎
y es un pajaro a volar
そして飛ぶ鳥
en la noche que se incendia
炎上する夜を
el infierno es este cielo
地獄とはこの空
estrella de oscuridad
闇の星

And the night sky blooms with fire
そして夜空は花のように開く
And the burning bed floats higher
そして燃えるベッドは高く宙に浮かぶ
And she's free to fly
そして彼女は自由に飛ぶ
Just a spark in the sky
空を火花のように
Painting heaven and hell
天国と地獄を描きながら
Much brighter
ずっとずっと明るく

Burn this house
この家を燃やせ
Burn it blue
青く燃やすのだ
Heart running on empty
心は虚ろに走り続ける
So lost without you
あなたがいなくて途方にくれている