アメリカの音楽は当然ブラジルに大きな影響を与えていますが、その影響を受けて生まれたボサノヴァが今度はアメリカ、世界に行き渡ったのですから、力は循環するということなのでしょう。このアルバムでカエターノが歌う原曲が「異国のサウンド」だからこのタイトルなのですが、自分の歌を「異国のサウンド」として突きつけているとも言えます。コール・ポーター(Cole Porter)の曲ですが、このカエターノのヴァージョンはほんとうに深い。
So in love
(ほんとうに愛している)
Strange dear, but true dear
おかしいね、でも本当だよ
When I'm close to you, dear
きみの側に来るとね、
The stars fill the sky
空が星でいっぱいになる
so in love with you am I
それほどきみに恋をしているんだ、ぼくは
Even without you
きみがいない時でも
My arms fold about you
ぼくの腕はきみを抱きしめる
You know darling why
どうしてか分かるだろう
So in love with you am I
それほどきみに恋をしているんだ、ぼくは
In love with the night mysterious
ミステリアスな夜のようなきみに恋をしている
The night when you first were there
きみが初めて表れた夜
In love with my joy delirious
狂おしい喜びのようなきみに恋をした
When I knew that you could care
きみが気にかけてくれていると知った時
So taunt me, and hurt me
ぼくをからかって、傷つけてくれ
Deceive me, desert me
ぼくを騙して、捨ててくれ
I'm yours, till I die...
死ぬまでぼくはきみのものだ
So in love... So in love...
ほんとうに愛している
So in love with you, my love... am I...
きみにほんとうに恋しているんだよ、ぼくは
0 件のコメント:
コメントを投稿