チェット・ベイカーは Almost blue と My funny Valentine とでニーズの80%を満たすと以前書きましたが、その次がこれです。とりあえず訳してみたのですが、歌詞のシチュエーション、内容が今ひとつはっきりしません。誤訳はご容赦ください。
Angel eyes
Try to think that love's not around
愛なんか身の回りにないと考えようとしても
Still it's uncomfortably near
困ったことにそばにある
My old heart ain't gaining no ground
おれの古いハートは落ち着こうとしない
Because my angel eyes ain't here
おれのエンジェルアイがここにないからだ
Angel eyes, that old devil sent
エンジェルアイ、おいぼれ悪魔が寄越した
They glow unbearably bright
耐えられないくらい明るく輝く
Need I say that my love's misspent
愛の使い方が間違っていると言うしかない
Misspent with angel eyes tonight
今夜エンジェルアイでやられた
So drink up all you people
だからみなさん飲みほしてくれ
Order anything you see
何でもあるものをオーダーしてくれ
Have fun you happy people
楽しんでくれ幸せなみなさん
The drink and the laugh's on me
飲み代も笑いもおれに
Pardon me but I got to run
ごめんよ、しかしやれるようになった
The fact's uncommonly clear
実際のところそうはっきりしない
I gotta find who's now number one
今だれがナンバーワンか分かったよ
And why my angel eyes ain't here
で、どうしてエンジェルアイがここにないんだ
Pardon me but I got to run
ごめんよ、しかしやれるようになった
The fact's uncommonly clear
実際のところそうはっきりはしない
Got to find who's now number one
今だれがナンバーワンか分かったよ
And why my angel eyes ain't here
で、どうしてエンジェルアイがここにないんだ
Excuse me while I disappear...
失礼、消えさせてもらうよ
箱式さん、はじめまして。
返信削除ジャズミュージシャンの菊地成孔さん関連のアーカイブや見るラジオ等の動画制作をしてニコニコ動画等へ投稿をしている菊地組と申します。
現在、FM Tokyoで2005年に放送していた水曜Wanted!第04回放送の見るラジオを製作しています。
その15曲目に"Angel Eyes / Chet Baker"が流れる場面があり、この記事の歌詞と訳を使用させて頂きたくお願いに参りました。
突然の不躾なお願いで誠に恐縮でございますが、どうぞよろしくお願いします。
お役に立てれば光栄です。お使い下さい。
返信削除どうも有難うございます。
返信削除ご披露するまで暫くかかりますが、必ず使用させて頂きます。
http://www.nicovideo.jp/user/33602128
ご無沙汰しております。
返信削除見るラジオが完成しましたのでご報告に参りました。
http://kikuchigumi.blogspot.jp/2014/05/wanted-04-20050428.html
dailymotionで公開した「後半」のオンエア部分で箱式様の和訳を使わせて頂きました。
http://www.dailymotion.com/video/x1sjs99_%E6%B0%B4%E6%9B%9Cwanted-04-2005-04-28-%E5%BE%8C%E7%B7%A8-%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%83%A9%E3%83%82%E3%83%B2_music#from=embediframe
ラジオのMCと和訳が効果的に絡み、ご覧頂いた方にChet Bakerが唄う「Angel Eyes」を深く堪能できると思います。
この度はご協力頂きまして誠にありがとうございました。
菊池組の「見るラジオ」さっそく視聴させていただきました。
返信削除音楽を紹介するラジオ放送のスピーディに、さまざな方向にジグザグ変化する話題の応酬にイメージ、動画が付き、テロップ、参照情報がかぶせられるたことで、「対話」が劇的にリアリティを獲得することに驚きました。話す人の「意識」をのぞき込んでいるようです。
話の内容に知識、理解がなかなか付いていかない音楽を巡るこの自由な対話は、聞き流したり、聞きかじるだけでも充実感の得られる魅力的なものですが、言葉の「記号性」「メタ言語性」「間テクスト性」がフルスロットルで機能しているように感じました。
拙いAngel Eyesの和訳を使っていただき光栄に思っています。