Songs from the Labyrinth (2006)
詩はベン・ジョンソン(Ben Johnson) の書いたものだそうですが、スティングがかすれた声で歌うこの古い歌曲集の中でこの曲のみ繰り返し聴いています。言葉はシンプルですが、表層と暗示のバランスが秀逸です。
Have you seen but a bright lily
(輝くユリを見たことがあるか)
Have you seen but a bright lily grow
輝くユリが大きくなっていくところを見たことがあるか
Before rude hands have touched it?
粗野な手が触れる前の
Have you marked but the fall of snow
降ったばかりの雪に印を付けたことがあるか
Before the soil hath smutched it?
土が汚してしまう前の
Have you felt the wool of beaver,
ビーバーの毛に触ったことがあるか
Or swan's down ever?
あるいは白鳥の羽毛に
Or have smelt o' the bud o' the brier,
それとも、野バラのつぼみの匂いをかいだことがあるか
Or the nard in the fire?
あるいは火にくべた甘松
Or have tasted the bag of the bee?
それとも、ミツバチの密嚢を味わったことがるか
O so white, O so soft, O so sweet is she!
ああ何と白く、何と柔らか、ああ何と甘いのだろう彼女は
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