Per amore
(1998)
ブラジルの女性歌手ですが、イタリア系なのでイタリアの歌をかなり歌っています。この曲は60年代にサンレモ音楽祭で予選に落とされたことに憤ってピストルで自殺した、イケメンで作曲の才能にも恵まれていた Luigi Tenco の曲です。その時代を感じさせる若き Luigi の声もいいのですが、鼻にかかったすこし厚みのある独特の高音が魅力の Zizi のヴァージョンは一度聴いただけで彼女の歌の中で一番のお気に入りになりました。
Luigi Tencoのオリジナルもひじょうにいいのですが、Catherine Deneuveのものも味わいがあります。
Ho capito che ti amo
あなたが好きだと分かる
Ho capito che ti amo
あなたが好きだと分かる
quando ho visto che bastava
un tuo ritardo
あなたの来るのが遅くなると
per sentir svanire in me
私の心から消し去るのだから
l'indifferenza
無関心を
per temere che tu
そして怖くなる。あなたが
non venissi più
もう来ないのではと
Ho capito che ti amo
あなたが好きだと分かる
quando ho visto che bastava
分かっただけで
una tua frase
あなたの一言で
per far sì che una serata
変わってしまう。夜が
come un'altra
また繰り返し
cominciasse per incanto
魔法によって始まり
a illuminarsi
灯りがともる
E pensare
そして考える
che poco tempo prima
少し前は
parlando con qualcuno
だれかと話していると
mi ero messo a dire
私は口をはさんだね
che oramai
今はもう
non sarei più tornato
後戻りできない
a credere all'amore
愛を信じ
a illudermi a sognare
夢見てばかり
Ed ecco che poi
そして今ここで
Ho capito che ti amo
あなたが好きだと分かる
e già era troppo tardi
もう遅すぎる
per tornare
後戻りするには
per un po' ho cercato in me
何とか私の中に探してきた
l'indifferenza
無関心を
poi mi son lasciato andare
これからは身を任せる
nell'amore.
恋に
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